Misson14 解明

巨大戦艦ウロボロスその巨大な戦艦がどんな目的で作られたのかは誰も知らない
ただ一人を除いては・・・

「アコナはここが作られたときのことって知っているか?」
「ん?さあ、私はここで生まれ育ったからね」
「こんなにも巨大艦を作ってどうしようと思ったんだろうな」

フリスは今一番の疑問をアコナに投げかけてみる
だが、アコナもそのことは知るはずもない

「まあ、宇宙にでた人達が暮らすための船って事は分かるけどね」
「そうだよなあ、軍艦って言うよりは居住艦って言った方がしっくりくるしな」

戦艦とは言うもののほとんどは居住空間で戦闘に関する部分はほんの一部しかない
それ以外の部分は緑や川などほぼ地球と同じ感覚だ

「駄目元で聞いてみる?」
「それがいいかもな」

とりあえず、二人はリシェルの元へと向かった

「リシェルさん、今大丈夫ですか?」
「なんでしょう?」

司令室の中ではいつもどおりリシェルが書類を片付けていた

「ウロボロスの目的って何ですか?」

アコナの直球すぎる一言に一瞬リシェルの動きが止まる
だが、すぐにいつも通りの雰囲気になった

「ん~、この広い宇宙で人が生き抜くための手段かな」
「というと?」
「このウロボロスは無補給で1000年は動くように設計されてるのよ」
「1000年!?」

途方もない数字である、人間の寿命が100歳だとしても10世代はここで暮らせることになる
だからこそ、ウロボロスという名前がついているのかもしれないが

「まあ、もっとも戦闘行動などでシールドとか使わなかった場合だけど」
「そういえば、この艦の補給ってどうするんですか?」
「巡洋艦や補給艦で物資を調達してくるのよ」

まあ、こんな巨大な戦艦が止まれるドッグなど存在しないだろう
それにしても流石ウロボロスといったところである

「話はそれだけ?」
「え、ええ、まあ」

フリスはアンドロイドの事を少し聞きたかったが言葉に出せなかった

「後数日は出撃ないと思うから、ゆっくり休んでおいてね」
「はい」

リシェルはいつもと変わらぬやさしい顔で二人を見送る

「ん~・・・、うまくはぐらされた気がしないでもないけど」
「まあ、どんな目的でつくられたかなんて、今はどうでもいいんじゃない?」
「ま、それもそうなんだが・・・」

だが、気になるのはリシェルの事であった
自分達の為を思ってくれているのは分かるが、行動に謎が多い
悪い人ではないそれは分かっているけれど、どうも腑に落ちなかった
[PR]
by meruchan0214 | 2006-09-09 23:37 | 守護機兵 ハイシェント


<< 封魔烈片3 4輪 力を持つもの >>