Misson23 遠き希望

アースラインとの戦いは続いていた

ヒュン!!

ドガァァァァァァン!!

機兵の爆発が周辺一帯に広がっている

「これではキリがない・・・」

相手もこちらもかなりの戦力を投入している
ハイシェントやエルブラストは健在なものの、さすがに数の多さにタジタジである

「だが、これ乗り切ればアースラインは宇宙に侵攻しにくくなる」

フリスはハイシェントを駆り戦闘を続ける

ピ・・・ピピ・・・

ハイシェントのレーダーに新たな機兵の反応が現れた

「ち、アースラインの増援か」

無限とも思える次から次へと機兵の投入に流石のハイシェントと言えども、搭乗者に疲れが見え始めていた

「くそ・・・」

一機、また一機と機兵を撃破していくハイシェント
しかし、その数は衰える事を知らなかった

「まずいな、これは・・・」

独り言を呟くフリス、どんなに強くても壊れないわけではない
このまま数で押されたらどうしようもなくなる可能性も出てくる

ドォォォォォン!!

敵の増援のはずがアースラインの機兵を撃ち落した
とんでもない事態にフリスは状況が飲み込めなかった

「フリス!!アースラインが同士討ちしてる!!」

アコナからも連絡が入った
何が起きているのか分からないまま、敵機の暴走によりアースラインの機兵は退却を開始する

ピ・・・ピピ・・・

通常回線で通信が入る

「無事だったようね」

通信元は先ほど同じアースラインの機兵を攻撃した機兵からであった
声からして40代ほどの女性に思える

「私の名前はジョニカ、あなた達に協力しようかと思うのだけど」

アースラインの機兵一個中隊、戦力としては申し分ない

「どうして急に・・・」
「急にってことではないわね、まあ、遅くなったのは確かだけど」
「とりあえず、リシェルさんに聞いてみます」

フリスはリシェルに聞かなくてもリシェルの言いそうな事は分かった
あの人は来るものは拒まず、外見や表面で判断する人ではない

「ジョニカさんね・・・、分かったわ、第5格納庫に」
「分かりました」

分かりきったことではあった、だがそこがリシェルの良い所でもある

「ジョニカさん、第5格納庫へ貴方方の部隊をお願いします」
「了解、分かったわ」

アースラインの機兵たちは次々とウロボロスへと入っていく
ジョニカの真意は不明である
何故、急にアースラインを裏切ってウロボロスについたのか
とにかく、彼女の話を聞くべく、フリスもウロボロスへと戻っていった
[PR]
by meruchan0214 | 2006-09-18 12:40 | 守護機兵 ハイシェント


<< Misson24 憧れ 7輪 討伐隊 >>