Misson 40 力の矛先

グランデイズ、その性能はハイシェントやエルブラストに勝るとも劣らない性能であった

「さて、どうやって宇宙に上がりましょうか」
「やっぱり、打ち上げ機を奪い取るしかないのでは?」
「それもそうなんだけどね」

恐らくハイシェント、エルブラスト、そしてグランデイズの3機があればアースラインから宇宙へと上がる為の艦を奪い取る事はできるだろう

「でも、グランデイズって昔に作られたのですよね?」
「ええ、その通りよ」

アコナの問いにリシェルは答える

「その当時ではあまりにも強力すぎた為に封印しておいたの、これを使うようになるというのはそれだけ他の機兵も性能が上がってること」
「ふーん」

確かに機兵の性能だけならここ何十年で飛躍的にあがっている
新エネルギーの開発もあるが、戦争をする為だけに機兵の開発を進めている

「リシェルさん、アコナ、アースラインの防衛拠点が見えたよ」

フリスが指し示した先には宇宙へと上がる打ち上げ機を置いてある、アースラインの施設が見える

「しかし、おかしいですね」
「ええ、ここまで接近しているというのにアースライン機兵がこないわね」

3人は元々ここを攻めるつもりでステルスモードは使っていない
だが、守る為の機兵があがってこないのだ

ピ・ピピピ・・・

「通信?」

3人に通信が送られてくる

「この施設は私が抑えました、リシェル達は早く上がってください」

聞き覚えのある声、モイライの声であった
モイライの助力のお陰で速やかにこの施設を占拠する

「さあ、早くしましょう」

リシェルの言うとおり、ここが落ちるのはすぐにでも知られるだろう
宇宙に上がるためにも急がなければならない

「接続関連はお任せください」

モイライから再び通信が流れてくる

「ありがとう」

コンピューター関係の処理は全てモイライがやってくれたお陰で宇宙へあがる準備はすぐに終わった

「リシェルさん、シャトル発進しますよ」
「ええ、お願い」

フリスは宇宙へ上がる為のシャトルを起動させる

シュゴゴゴゴゴゴゴ!!

激しい音と共にエンジンを吹かし、物凄い勢いで上昇する

「これからが、本番ですね」
「ええ、そうね」

空へとあがるフリス達、戻ったらまた戦いの日々が始まる
早く戦争を終わらせるため、戦場へと舞い戻る

「私は貴方方を信じます」

モイライはただ一人呟いた
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by meruchan0214 | 2006-10-07 21:56 | 守護機兵 ハイシェント


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