Misson 61 人だから

地球に降りたウロボロス、それを待ち構えるはノルンの操る機兵達であった

「各地で残ったアースラインとノルンの操る機兵が戦っているみたいね」
「そうだな、だけどアースラインが負けるのは時間の問題だ」

フリスとアコナが言うとおり、アースラインの軍勢は非常に劣勢であった
ウロボロスはノルンのある場所へと向かっている
その途中、何度もノルンの機兵と戦ってきた
主要な都市は何とかまだもっているものの、少しずつ押されていた

「早くしないと、間に合わなくなる・・・」
「ああ、そうだな」

敵は無尽蔵ともいえる量の機兵達、今までどこにこれだけの機兵を隠してあったのかすら分からない

「少しは自分達が食い止めるさ」
「グローズ教官?」

二人の間に入ってきたのはグローズであった

「我々の部隊は各国のアースラインを支援に行く、ノルンはお前達に任せる」
「教官・・・」
「しっかりやれよ、お前ならしっかりできる」
「はい!!」

グローズはフリスの言葉に頷くと、去っていった

「ヴェルゼにもあのような人がいるのね」
「まあな、そんなに捨てたものじゃないだろ」
「そうね」

ヴェルゼも悪い人ばかりではない、フリスやグローズ、他にも一杯良い人はいるのだ

「結局は上に立つものの意思なのかなぁ」
「そうかもしれないな」

最後の戦いが刻一刻と迫りつつある
フリス達も最後の戦い向けて気持ちを高ぶらせていた




「さて、行くかヴェルイン」
「ああ、大きな道はあいつらに任せよう」

グローズとヴェルインはヴェルゼの部隊を率い出撃する

「みんな、遅れるな、しっかりと付いて来い!!」

グローズ達はアースラインの人々を助ける為に出撃する
もうお互いの国で争っている場合ではない
今は人として共に戦うべきなのだ

「グローズ、グッドラック」
「お前もな」

グローズとヴェルインのアルオルスとその部隊がウロボロスから出撃する

「グローズさん、ヴェルインさん、お願いします!!」
「リシェル殿、分かってます、貴方方は急いで向かってくださいよ」

シュゴオオオォォォォォ!!

凄まじいブースターの音と共に地平線の向こうへと消えていく
全員生き残れるかは分からない、しかし、皆の無事を祈るしかなかった
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by meruchan0214 | 2006-10-28 22:46 | 守護機兵 ハイシェント


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