25夜 立場

「共同戦線をするに当たってですが・・・」

平澤 菊子から重い言葉が開く

「実は何人か今回の件に反対している者が居まして」
「まあ、そうでしょうね」

基本的に不介入や妖側の立場に立つことが多いこの組織にとってみれば当然かもしれない
少なくとも絶対に人間の仲間になるとはとても言い切れない

「ですから、貴方達の力を見せていただきたいのです」
「見せるって、俺達の実力はあんた達の知ってる通りだが・・・」
「知っているのは全員ではないと言うことなんです、申し訳ありませんがお願いします」

隆泰はしぶしぶながら受けるしかないことを承知した

「隆泰さん、力を見せるってどういうことなんでしょう・・・?」

真は隆泰にこそっと聞いてみる

「大体は想像つくがな・・・、まあ、誰が相手でもかなり強いから気をつけろよ」

真は強いと聞いて少し不安になる反面
どんな相手なのか興味を持った

「場所はこちらでご用意させていただきます」

菊子はリモコンを取り出しスイッチを押す

ウィィィィィィン

部屋がエレベータになり、更に地下へと移動していく

チーン

着いた先はコロシアムを思わせる、建築物だった

「・・・」

真は何も声を出すことはできなかった
色々とやりすぎなような気がして言葉が出なかったのだ

「ここで戦ってもらいます、私達の選考する私達のメンバーと貴方達全員で戦ってください」
「分かりました」
「健闘をお祈りしています、準備ができましたら奥に進んでください、案内させますので」

それだけ言うと菊子は一人先に中へと入っていった

「店長、どうするんですか?」
「どうするもなにもやるしかないだろう」
「恵さんは無理だから、私と真君と店長の3人?」
「ま、そういうことになるかな」

隆泰はやれやれというような顔付きで戦いの準備を進めている

「私も手伝おうか?」

恵が聞いてくるが、隆泰は首をブルンブルンと横に振る

「絶対にダメ」
「えー」

恵は残念そうな声を出すが、隆泰はそれだけは譲らなかった

「店長、僕の準備終わりましたよ」
「私も大丈夫」

真と千夏が隆泰に準備を整ったことをアピールする

「うし、じゃあ、一つ二人ともよろしく頼むよ」
「分かりました」
「まっかせて」

真達はGuardian'sのメンバーが見ている中、
彼らとの代表選手との戦いに挑むのであった
[PR]
by meruchan0214 | 2006-07-19 01:06 | LittleGarden


<< 夢を あの日の思い出 3 >>