少しずつ、少しずつノルンへと近づいていくフリス達
立ち塞がる敵を退けながら先へと進む 「流石にノルンを守っているだけあって堅いな・・・」 「そうね、でももう少しみたいよ」 フリス達の進む先には大きな建物が見える 「あそこがノルンの置いてある、ヴァール研究所」 そこへの道には数多くの機兵が待ち構えている フリス達はそれらを蹴散らしながら先へ進む 「雑魚に構っている暇はないんだ!!」 ドゴォォォォォォン!! 次から次へと現れる敵 「まったく、きりがない」 「そりゃ、親玉がいるわけだし」 「一気に突破しましょう」 全てを相手にするわけにもいかない フリス達はほとんど突撃とも思えるような移動を開始する 「ノルン・・・」 リシェルはどこかもの悲しそうに呟きながら進む 研究所内は大きく機兵が簡単に入れるくらいであった 中で動き回ってもまだ余裕がある それだけに、研究所内でもノルンの操る機兵が襲い掛かってくる 「ここでも次から次へとくるなあ・・・」 周りは敵だらけ、だが止まるわけにはいかない 「この先にノルンがいるわ」 リシェルの案内で進んできた道 ひときわ大きい扉の前にフリス達は辿り着いた 「この奥にノルンが・・・?」 「ええ、準備はいいかしら、二人とも」 「私は大丈夫です」 ハイシェントの攻撃で扉を破壊し中へと入る そこには広大な空間に大きなコンピューターが一台置かれていた 「あれが・・・ノルン」 球体のような形をしたコンピューター、ノルン 眼などはないはずなのに、どこかからか見られている気がする 「そう、あれが私達が作った、ノルンシステム」 驚嘆しているフリス達を待ち構えていたかのようにコンピューターが動き始めた 「ここまで辿り着きましたか・・・」 感情のない言葉が辺りに響いた 今、目の前にノルンが存在しているのだ
by meruchan0214
| 2006-10-31 01:06
| 守護機兵 ハイシェント
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