アーツとマヤはやってきたという魔族の下へと向かった
そこには自分達の予想通り、ヘーテが居た 「お久しぶりです、アーツさん」 ヘーテはアーツとマヤに深々と頭を下げる それに対応するかのようにアーツとマヤもヘーテに頭を下げた 「敵の後方はやはりヘーテさんが?」 「そうですね、といっても私は指示通りに動いただけですが」 「指示通りというと・・・」 「私の上官は貴方方も知っている方です」 アーツとマヤはそう言われて思いつくのは一人だけだった 「タキルか!!」 「ええ、タキル様を隊長として私達は現在動いています」 タキルが助けに来てくれていた、そのお陰でこのグラディアは落ちずに済んだのだ 「そうか、タキルが助けてくれたのか」 「アーツ、良かったですね」 アーツとマヤはタキルが助けてくれたという事に喜びを隠せなかった 「それで一つ相談があるのですが・・・」 「言いたい事は大体分かりますよ」 アーツはヘーテがここに来た理由は大体理解できていた ヘーテ達は人間と魔族との共存を望んでいる 「私達が掛け合います」 「ありがとうございます」 ヘーテは再び深々と頭を下げる 「それでは、私はタキル様にこの事を伝えてきます」 「お願いします」 ヘーテは忙しそうに、そして嬉しそうに自分達の部隊の下へと帰っていく 「そうか、タキルが戻ってきたのか」 タキルが戻ってきた、例え記憶がなかったとしても、例え立場が違ったとしても、仲間が戻ってきたのは嬉しかった 「早速、アーシャさんにも伝えてきましょう」 マヤも嬉しそうにグラディア城へと足を進めていた
by meruchan0214
| 2007-03-05 15:58
| 架空世界[フリトアネイス]
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